医療や福祉の現場で働く専門職の方を対象に研修会を行っております。
皆様のご参加をお待ちしております。
栄養士の皆さんが臨床業務で重要な役割を担う方向でさまざまな整備が進む中、早期栄養介入管理加算や周術期栄養管理実施加算が設定されるなど、ベッドサイドでより深く患者さんにかかわることが求められるようになっています。
そこで、今回は周術期の栄養管理に焦点をあて、周術期の患者さんにかかわったことがないという方にもわかりやすいレベルで学んでいただける研修会を企画いたしました。
周術期の栄養サポートに必要な基礎知識を整理することからはじめ、実際の症例を題材に具体的にどのような栄養サポートを進めていくのか実例を学びます。
「何から始めてよいのかわからない」「どのような栄養サポートをすればよいのかわからない」という方はぜひご参加下さい。
※2023年11月に開催させていただいた研修会の録画配信です。
【プログラム】
1.周術期の栄養管理の基本的な考え方
・通常の栄養代謝と侵襲がある時の栄養代謝の違い
・侵襲時のエネルギー量の設定の考え方
・侵襲時のたんぱく質,糖質,脂質の設定の考え方
・適切な栄養量の設定に不可欠なNPC/N比の正しい理解
2.周術期栄養管理実施加算について
・周術期栄養管理実施加算の概要
・栄養士は臨床で何を求められているか
・“加算のための周術期栄養管理”にしないために
・周術期栄養管理実施加算を算定するために整備しておきたいこと
3.周術期の栄養サポートの前提として知っておくべきこと
・おもな解剖生理(消化器・心臓・脳・血管)をおさえよう
・周術期の循環と水分の動態
・周術期の血糖コントロール
・栄養士が知っておくべき基本的な手術方法
4.周術期の栄養サポートの実践に欠かせない基本的知識
・消化器外科,心臓血管外科,脳神経外科,整形外科の領域で求められる知識
・術後の栄養開始時期の考え方
・術後の輸液管理の考え方(基礎から実際の処方例まで)
5.症例で学ぶ周術期の栄養サポートの実際
・胃切除術,心臓弁膜症(弁形成術・弁置換術),大腿骨頸部骨折(骨接合術・人工骨頭置換術),
膵頭十二指腸切除術などを予定
6.まとめ
【受講料】 30,800円(税込)
(28,000円(税抜)+2,800円(消費税10%))
【お申込み受付期間】毎月20日締め切り(受付期日以降のお申込みは翌月申込分として対応いたします。)
申込み受付期間終了後、テキスト冊子を宅配便でお送りいたします。
あわせて視聴ページのURLと視聴用パスワードをメールで送信いたします。
【視聴可能期間】翌月2週目の水曜日から20日間が視聴期間になります。
(期間中は何度でもご視聴いただけます。)
※月によっては翌月1週目の水曜日から20日間になる場合もございます。
※2日間で合計約10時間半の講義内容を約6時間分程度に編集いたしました。
(20分~50分程度の長さで11のパートに分けております。)
【お願い】
※受講申し込み者様ご本人以外のご視聴は固くお断りいたします。
※動画の録画・撮影・録音・ダウンロードは禁止です
宮島 功 先生 社会医療法人近森会 近森病院 臨床栄養部 部長
《講師紹介》
急性期の栄養サポートをご専門にしていらっしゃり、心臓や全身循環のことに造詣の深い先生です。
栄養サポートの具体的なアプローチ方法をご指導下さるのはもちろんのこと、学習の進め方やスキルアップのしかたについてもわかりやすくお話し下さいます。
《宮島先生の講義を聴講された皆さまのご感想》
・説明が丁寧でとてもわかりやすかったです
・すごくわかりやすくて楽しい研修会でした
・とても明るい先生で講義も楽しく聞くことができました
・優しいお人柄がいやされます など