医療や福祉の現場で働く専門職の方を対象に研修会を行っております。
皆様のご参加をお待ちしております。
コロナ禍以降、他施設の方と情報交換ができる機会が少なくなり、栄養部門長として日々の業務にひとりで悩まれるケースも多くなっていらっしゃるのではないでしょうか。実際に、弊社も「部門長で集まれる機会を作って欲しい」というお声をいただいております。そこで、栄養部門長の皆さんのお悩みを解決していただくための糸口となる研修会を企画いたしました。
栄養部門のマネジメントの中でも、とくにご要望の多い「スタッフ育成」について、講師の宮島功先生から豊富な実例をご提示いただきながら掘り下げてご指導いただきます。
医療現場のあり方が大きく変化をしていく中、この状況を適切に乗り切って行けるよう、この機会をご活用下さい。
【プログラム】
1.これからの栄養部門の方向性を考える
・医療現場のタスクシフト・タスクシェアで栄養部門が担うべき業務
・早期からの介入とベッドサイドにおける栄養サポートの充実
・これまでの診療報酬の変遷からみる栄養部門に求められている立場
2.2024年度の診療報酬改定からみる栄養部門のあり方
・食事と栄養に関する診療報酬の整理
・他部門(リハビリや歯科など)とのさらなる連携強化
・栄養による治療の支援の推進
3.栄養部門にありがちな問題とその解決策
・部門運営の前提として部門長が持っておきたい知識
・栄養部門の目標の考え方とスタッフのベクトルの合わせ方
・マンパワー不足,欠員がある状況での部門運営と労働生産性を上げる働きかけ
・働き方改革に応じたスタッフのライフワークバランスと業務の質の担保
・スタッフが誇りとやりがいをもって働ける組織作りとネガティブなスタッフへの支援
・学会発表,資格取得など自己研鑽への働きかけと後任育成の進め方
・栄養部門の収益管理力を高めるコストの考え方と利益の出し方 など
4.病棟常駐に対応できる栄養部門スタッフの育成
・病棟常駐のために必要な知識と心構え
・診療報酬の面や医師・看護師の働き方改革から考える病棟常駐の必要性
・NSTと病棟常駐の管理栄養士の役割の違い
・病棟に常駐した管理栄養士が行う具体的な業務と業務のローテーションの方法
・病態の本質を見極められる若手スタッフの基盤作りとOJT・Off-JTの使い分け
・報告・連絡・相談の基本と他職種と良好なコミュニケーションの取り方 など
5.作ろう!!栄養部門のスタッフ教育プログラム
・栄養部門の教育プログラムの難しさを理解する
・人員構成により異なる教育プログラム
・スタッフ教育の問題点の抽出のしかた
・具体的な教育プログラムの例
6.まとめ
※随時質問を受け付けながら講義を進めます。
また、他の受講者の方との意見交換をしていただける場面も豊富に設けます。
【受講料】 30,800円(税込)
(28,000円(税抜)+2,800円(消費税10%))
【募集定員】 23名
「zoomなのに会場での受講と遜色ない」と大好評の形式でリモート開催いたします
【リモート開催の研修会がご不安な方へ】 →《こちらのページをご覧下さい》
Zoomでのご受講がご不安な方は、事前に接続や操作のテストの機会を設けることも可能です。
ご遠慮なくご相談下さい。(ただし研修会受講申し込み者に限らせていただきます。)
宮島 功 先生 社会医療法人近森会 近森病院 臨床栄養部 部長
《宮島先生の講義を聴講された皆さまのご感想》
・説明が丁寧でとてもわかりやすかったです
・すごくわかりやすくて楽しい研修会でした
・とても明るい先生で講義も楽しく聞くことができました
・優しいお人柄がいやされます など
※録画・録音・撮影などはご遠慮ください