メディカル教育研修事業

医療や福祉の現場で働く専門職の方を対象に研修会を行っております。
皆様のご参加をお待ちしております。

ベッドサイドで行う栄養サポート研修会 《A日程》

【研修会タイトル】

《zoomによるリモート開催》
ここだけは押さえておきたいベッドサイドで行う栄養サポートの重要ポイント

【研修のねらい】

 2024年度の診療報酬改定の内容から、栄養部門はベッドサイドでの栄養サポートを中心に考えないと成り立たないという今後の方向性が見えて参りました。しかしながら、ベッドサイドでの業務に対して苦手意識があるというお声をよくうかがいます。
 そこで、この研修会では、栄養士がベッドサイドで栄養サポートを行う上で「とりあえず身につけておきたい知識と技術」に焦点をしぼって学んでいただきます。
 ベッドサイドでの栄養サポートに自信がないという方や、しばらくブランクがあり今のベッドサイドケアについて行けるか心配という方に分かりやすいよう、具体的な行動レベルにまで落とし込んだ話が聞けるので、学んですぐに実践できます。

 

【プログラム】

1.2024年度の診療報酬改定から見える栄養部門の今後
 ・病棟常駐が当たり前になるこれからの栄養部門
 ・栄養部門にかかわる診療報酬の整理
 ・リハビリテーション・口腔管理・栄養サポートの連携・推進
 ・薬ではなく栄養で治療を支えるという考え方

2.ベッドサイドで栄養サポートを行なうために必要なしくみ
 ・なぜベッドサイドに行きづらさを感じるのか
 ・看護部門の病棟業務の流れを把握する
 ・ベッドサイドでの業務時間の確保の仕方

3.栄養部門の業務整理の具体的な進め方
 ・業務量調査と数値化の手順
 ・病棟をホームグラウンドにする仕事の仕方

4.ベッドサイドで役に立つカルテの読み方と書き方
 ・カルテの読み方と書き方の基本
 ・栄養管理に必要な患者情報の取り方とその書き方
 ・ベッドサイドに行く前にカルテから得ておきたい情報

5.診療報酬を正しく受け取れる栄養管理計画の立て方
 ・入院診療計画書と栄養管理計画書の連動の重要性
 ・治療の具体的内容の理解と栄養管理計画への反映の仕方

6.ベッドサイド業務に欠かせない他職種との良好な関係の築き方
 ・栄養部門は他職種からどう見られているか
 ・他職種とのコミュニケーションの取り方
 ・他職種から必要とされるために今からすぐにすべきこと

7.具体的にベッドサイドでどのような業務をするのか
 ・はじめに理解しておきたい標準的な治療の流れ
 ・すぐに実践できるベッドサイドでの患者のみかた
 ・具体例でみる栄養の知識を最大限に活用したサポートの実践

8.まとめ

 ※他の受講者の方との意見交換できる場面も豊富に設けます。

 

【受講料】 30,800円(税込)
     (28,000円(税抜)+2,800円(消費税10%))

【募集定員】 23名
      「zoomなのに会場での受講と遜色ない」と大好評の形式でリモート開催いたします

【リモート開催の研修会がご不安な方へ】 →《こちらのページをご覧下さい》
 Zoomでのご受講がご不安な方は、事前に接続や操作のテストの機会を設けることも可能です。
 ご遠慮なくご相談下さい。(ただし研修会受講申し込み者に限らせていただきます。)

【指導講師】

森 茂雄 先生   JA愛知厚生連 豊田厚生病院 栄養管理室 栄養管理第1課長

《講師紹介》
 JSPEN認定の臨床栄養代謝専門療法士として病院でご活躍される一方、ケアマネジャー・社会福祉士の資格もお持ちで、地域医療まで含めた幅広い分野でご活躍されています。急性期~慢性期~福祉施設~在宅まで幅広くかかわっていらっしゃいますので、それらのつながりをふまえた現実的な目線で、各場面において栄養士の皆さんがやるべきことについて具体的に詳しくお話し下さいます。

《森先生の講義を聴講された皆さまのご感想》
 ・大変明るい先生で楽しく聞けました
 ・森先生のご講義は楽しくてわかりやすくてありがたいです
 ・わかりやすく質問しやすい研修ありがとうございました
 ・先生の講義を聞くとやる気がわいてきます
 ・場の雰囲気づくりに徹して頂いたのでリラックスしてお話を聞けました
 ・また機会があれば受講したい
 ・ファンになりました!
 ・具体的な研修内容、笑いもまじえた講義、勉強になり楽しかったです。 など

※録画・録音・撮影などはご遠慮ください

【日程】

2024年6月29日(土)13:30〜18:30
    6月30日(日)9:30〜16:00

【地区】

リモート開催

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