医療や福祉の現場で働く専門職の方を対象に研修会を行っております。
皆様のご参加をお待ちしております。
日本では、今後「少子高齢化」がますます進行し、患者数が急激に増加する一方、少子化の影響で急増した高齢患者を診るメディカルスタッフが大きく不足することが予測されます。
さらに、「医師のタスクシフト」により、管理栄養士の業務が今までのように“医師の指示”に従うのではなく、「自分の目で見て、自分の頭で考える」ことが必須になってきます。しかし、この部分についての経験が乏しく、苦手にしておられる方が多いのが現状です。
そこで、これからの医療現場で、栄養部門や管理栄養士の皆さんが期待される役割を果たし続けられるよう、講師の宮澤靖先生が「総合的な力の向上」という視点で、かつて社会医療法人近森会で取り組んでこられたことや、現在、東京医科大学病院で取り組んでいらっしゃることについて、具体的な実例をまじえながらお話し下さいます。
ぜひこの機会にご参加いただき、これからの管理栄養士としてのお仕事にお役立て下さい。
【プログラム概要】
《はじめに》
・社会の変化と病院の栄養部門が果たすべき役割
・診療報酬改定の経緯から読み解く栄養部門の未来 など
《組織構築・運営》
・部門の相対的評価は?
・社会医療法人近森会で行なわれた臨床栄養部の組織改革の実際
・東京医科大学病院で現在進められている栄養管理科の組織改革の実際 など
《スキルアップ・スタッフ育成》
・何を学べばいいのか? どうやって学べばいいのか?
・栄養部門におけるスタッフ教育の仕組みとその実際 など
《演習と症例検討を体験》
・栄養部門のレベルアップにつながる勉強会
・スキルアップ・スタッフ育成につながる症例検討の進め方 など
※診療報酬改定による病院栄養部門への影響や、栄養部門の総合的な力を向上させるために宮澤先生が実践されている具体的な取り組みの内容のほか、今や欠かすことができなくなったBCP(事業継続計画)についてのヒントなどを学べます。
【受講料】 30,500円(税込)
【募集定員】 36名
宮澤 靖 先生 東京医科大学病院 栄養管理科 科長