医療や福祉の現場で働く専門職の方を対象に研修会を行っております。
皆様のご参加をお待ちしております。
栄養士には、「患者さんの生活背景をきちんと理解した上で病態の把握をしていくようなカルテの読み方」や、「自分の行なっている栄養評価・介入の内容を他のスタッフに理解してもらえるようなカルテの書き方」が必要ですが、残念ながらそれらのことを具体的に学べる機会はほとんどありません。
そこで、「栄養士のためのカルテの読み方・書き方」について、「初心者なのでどうしたらいいのかまったくわからない」という方でも安心して学んでいただける研修会を企画いたしました。
カルテに関する初歩的なことから取り上げますので、「はずかしくて今さら人に聞けない」という方もぜひご参加下さい。2日間にわたって豊富な具体例を通して学ぶので、講義が終わる頃にはご自身のカルテの読み方や書き方が変わっていることを実感していただけます。
※同タイトルの研修会のアンケート結果です → 【2月11・12日リモート開催分アンケート結果】
【プログラム】
《カルテの読み方の基本》
1.カルテを読み進める手順と患者の情報収集・情報整理のしかた
2.医師,看護師,その他の職種がカルテに書いていることを理解しよう
3.患者の生活背景から栄養評価へつなげるプロフィールの読み方
4.具体例で学ぶ栄養士のためのバイタルサインの読み方と栄養介入へのつなげ方
5.具体例で学ぶ栄養士のための検査データの読み方と栄養介入へのつなげ方
6.具体例で学ぶ栄養士のための画像の読み方と栄養介入へのつなげ方
7.栄養士がベッドサイドで行なうべきこと
8.栄養士に不可欠な経口摂取の可能性を探るカルテの読み方
《カルテの書き方の基本》
1.学校では教えてくれないカルテの書き方の基礎の基礎 (SOAP,DAR)
2.適切に情報が伝わるカルテの書き方とは
3.栄養士がカルテに書くべき内容とポイント
4.栄養管理のポイントとなる栄養評価とその伝え方
5.具体例でみる栄養評価の結果の書き方
6.栄養サポートの方向性の示し方と他職種の協力を引き出すカルテの書き方
7.誰でも理解できる栄養管理計画にするためのポイント
8.具体例でみる栄養管理計画の書き方
《症例で学ぶカルテの読み方・書き方》
※ありがちなケースを題材にカルテの読み方・書き方について学びを深めます
(循環器系,呼吸器系,消化器系,腎臓系などを予定しております。)
※理解不足のまま進むことのないように随時質問を受け付けながら講義を進めます
【受講料】 30,500円(税込)
【募集定員】 24名
【リモート開催の研修会がご不安な方へ】 →《こちらのページをご覧下さい》
Zoomでのご受講がご不安な方は、事前に接続や操作のテストの機会を設けることも可能です。
ご遠慮なくご相談下さい。(ただし研修会受講申し込み者に限らせていただきます。)
宮島 功 先生 社会医療法人近森会 近森病院 臨床栄養部 部長
《講師紹介》
急性期の栄養サポートをご専門にしていらっしゃり、心臓や全身循環のことに造詣の深い先生です。
栄養サポートの具体的なアプローチ方法をご指導下さるのはもちろんのこと、学習の進め方やスキルアップのしかたについてもわかりやすくお話し下さいます。
《宮島先生の講義を聴講された皆さまのご感想》
・説明が丁寧でとてもわかりやすかったです
・すごくわかりやすくて楽しい研修会でした
・とても明るい先生で講義も楽しく聞くことができました
・優しいお人柄がいやされます など
※動画の録画・撮影・録音・ダウンロード禁止です
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※ お電話でも受け付けております。(TEL:075-212-1351、受付時間:平日9:00〜17:30)