メディカル教育研修事業

医療や福祉の現場で働く専門職の方を対象に研修会を行っております。
皆様のご参加をお待ちしております。

栄養ケアプロセス・栄養診断研修会《A日程》

【研修会タイトル】

《Zoomによるリモート開催》
これから学び始める方のための栄養ケアプロセスの基本
~臨床で実践できる栄養診断のはじめかた~

【研修のねらい】

 栄養ケアプロセスの存在は知っているものの、難しそうだからと敬遠していらっしゃる方のために、基礎から学べる研修会を企画いたしました。今、養成校を卒業してくる新人の方は当たり前のように栄養ケアプロセスを学んできますが、ある程度キャリアがある方は過去に学んだ経験がないため、距離を取っていらっしゃることが多いのではないでしょうか。
 かつて、看護の領域で看護診断が導入された頃も、同様にキャリアのある看護師のみなさんが苦労をされていましたが、現在では広く普及し、共通言語を得られたことによって、より科学的な看護が展開されるようになっています。
 栄養士の皆さんにとっても、栄養ケアプロセスはこの先避けて通れないものになることは間違いありません。共通言語を持つことによって、より科学的な栄養介入ができるようになり、栄養士の皆さんの専門領域全体のレベルアップにつながります。ぜひ、今を学び始めの好機ととらえて、この研修会にご参加下さい。

 

【プログラム】

1.栄養についての共通言語を持つ意義
 ・どうして栄養管理プロセスが必要なの?
 ・栄養ケアプロセスを導入したくてもできない理由
 ・栄養ケアプロセスの基本

2.診療報酬改定で変わる栄養管理の基準
 ・簡単な栄養スクリーニングの始め方
 ・簡単なGLIM基準の始め方
 ・栄養管理栄養ケアプロセスとの関係

3.栄養診断の理解
 ・栄養診断コードの基本
 ・臨床でよく使われる栄養診断コードの扱い方 

4.記録の書き方
 ・PES報告書の書き方
 ・SOAP形式の記録方法

5.栄養ケアプロセスを導入する実践術
 ・栄養指導
 ・栄養サポート
 ・栄養情報連携

6.演習:従来の記録内容について栄養診断を用いて表現してみよう
 ・経験した症例を栄養診断してみよう
 ・栄養診断に当てはめられない場合はどうしたらよいか?
 ・よくある栄養診断の課題

7.症例を通したおさらい

8.まとめ

※随時質問を受けつけながら進めます

 

【受講料】 19,250円(税込)
      (18,500円(税抜)+1,850円(消費税10%))

【募集定員】 23名

【リモート開催の研修会がご不安な方へ】 →《こちらのページをご覧下さい》
 Zoomでのご受講がご不安な方は、事前に接続や操作のテストの機会を設けることも可能です。
 ご遠慮なくご相談下さい。(ただし研修会受講申し込み者に限らせていただきます。)

【指導講師】

森 茂雄 先生   JA愛知厚生連 豊田厚生病院 栄養管理室 栄養管理第1課長

《講師紹介》
 JSPEN認定の臨床栄養代謝専門療法士として病院でご活躍される一方、ケアマネジャー・社会福祉士の資格もお持ちで、地域医療まで含めた幅広い分野でご活躍されています。急性期~慢性期~福祉施設~在宅まで幅広くかかわっていらっしゃいますので、それらのつながりをふまえた現実的な目線で、各場面において栄養士の皆さんがやるべきことについて具体的に詳しくお話し下さいます。

《森先生の講義を聴講された皆さまのご感想》
 ・大変明るい先生で楽しく聞けました
 ・森先生のご講義は楽しくてわかりやすくてありがたいです
 ・わかりやすく質問しやすい研修ありがとうございました
 ・先生の講義を聞くとやる気がわいてきます
 ・場の雰囲気づくりに徹して頂いたのでリラックスしてお話を聞けました
 ・また機会があれば受講したい
 ・ファンになりました!
 ・具体的な研修内容、笑いもまじえた講義、勉強になり楽しかったです。 など

※録画・録音・撮影などはご遠慮ください

【日程】

2024年11月17日(日)10:00〜16:30

【地区】

リモート開催

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